My teacher

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My teacher 21

お姉さんが帰ったあと、道明寺先生は隣に立つあたしをジロっと見つめたまま動かない。 「な、なに?」 「おまえさー、……はぁーー。」 ため息をついたあと、あたしのおでこをピチッと小突くこの人。 「付き合ったばっかの彼氏...
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My teacher 20

「ここですか?」 あたしは、いかにも高級そうなマンションを眺めながらそう呟いた。 「ああ。」 「すっご!」 そう叫びながら、あー、そうだった、この人は道明寺財閥の息子さんだったんだ。と、思い出す。 道明寺先生...
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My teacher 19

道明寺先生と付き合ってから、デートらしい事をしたのはこれが初めて。 3日前の電話で、「日曜日空けておけよ。」と言われたとおり、朝からあたしのマンションの前に道明寺先生の車が止まった。 公園を散歩して、買い物をして、食事をして、...
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My teacher 18

俺の彼女はどうやら、頭の中が根っからの教師らしい。 付き合い出して2週間が経つが、平日は夜遅くまでバレー部の練習。週末はボランティア部の手伝いで河川敷の清掃など、 人生初の彼氏が出来たと言うのに、全く浮かれた様子もない。 ...
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My teacher 17

牧野の部屋のベルを鳴らすと、数秒後に「はい?」と、ドアの向こうから声がした。 「俺だ。」 「道明寺先生っ?!」 ガチャっと鍵が開く音がして、牧野が驚いた顔でドアを開けた。 「どうしたんですか?」 「おまえに、...
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My teacher 16

花火が終わり人々が一斉に帰路につき始めた頃、俺は神社から河川敷までの道をゆっくりと巡回に回る。 教頭から渡された「パトロール中」と書かれたワッペンを腕に巻き歩いていると、白百合学園の生徒はもちろん高校生くらいの年代の奴にはなかなか効...
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My teacher 15

花火大会当日。 この日は高校生にとって年に一度の大イベントだ。いつもは膝下5センチの制服を着ている白百合学園の生徒たちも、今日は短いスカートを履いて薄化粧をし、花火が上がる何時間も前から祭りにくり出す。 街のメインストリートは...
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My teacher 14

牧野を送って邸に戻ると、案の定俺の部屋で姉ちゃんが待っていた。 「あら、早かったわね。」 「……。」無言で返すと、 「そのまま朝まで帰ってこないかと思ったわ。」と、攻撃される。 30歳過ぎてもまだ弟をからかうことに...
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My teacher 13

道明寺先生に抱き抱えられるようにして長い廊下を進むと、1番奥の一際豪華な扉の前で立ち止まった。 そして、一気に扉を開けると、そこは雑誌やテレビで見たことがあるホテルのスイートルームを思わせるような部屋だった。 中央にあるソファ...
My teacher

My teacher 12

突然、身体が宙に浮き横抱きにされた。いつもの見慣れた視界よりも高くなった所から周囲を見ると、驚きとニヤニヤ顔であたしを見るバレー部員たちと目が合う。 「道明寺先生っ、下ろしてください!」恥ずかしさで、あたしの小さな抗議も、 「...
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