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ビターな二人

ビターな二人 11

ホテルを出て食事場所を探しながら2人で歩く。ハンバーガー?ラーメン?定食屋?身体は疲れているのに、気持ちはウキウキと高鳴る。こんな風に並んで歩くのは学生時代ぶりだ。 結局、俺たちが選んだのは小さなうどん屋。注文してから5分ほどで運ば...
ビターな二人

ビターな二人 10

次の日の朝6時、捜索が再開された。 幸の時計のGPSを頼りに、地上からの救助隊とヘリでの移送部隊が出動。それと同時に、山小屋で保護されていた3人の生徒も、自力で下山すべく出発した。 俺達が待つ病院は、この辺りでは一番大きな病院...
ビターな二人

ビターな二人 9

幸の無事が分かり、緊張が少しだけ解けた牧野を腕に閉じ込める。 すると、職員玄関から、「幸くんママー。」と、呼ぶ声がして、俺達は慌てて身体を離し玄関へと急いだ。 数分前に救急隊から、「救助後に運ばれる病院が決まった」と連絡が来た...
ビターな二人

ビターな二人 8

携帯に届いた幸からのメールを見て、口角があがる。 「えっ!携帯が繋がったの?!」牧野のその問いに俺は首を振る。 「道明寺、どういう事?ちゃんと説明して。」目を赤くした牧野が俺を見つめる。そんなこいつの頭をひと撫でしたあと俺は言...
ビターな二人

ビターな二人 7

道明寺の胸に飛び込むと、抑えていたものが溢れ出し、みるみる内に道明寺のワイシャツを濡らしていく。 「牧野。何があった?」あたしの背中を撫でながら道明寺が聞く。 「幸が、」 「幸が?」 「山登りの途中で滑落して、遭難...
ビターな二人

ビターな二人 6

幸の夏休みもあと僅か。今日は山岳部のメンバーと日帰りの山登りを楽しむそうだ。 6時出発の幸の為に、あたしは5時起きでおにぎりを用意して送り出した。 来年は中学3年生。このままいけば、山岳部の主将になるだろう幸は、本当にアウトド...
ビターな二人

ビターな二人 5

幸が帰ってきて、ようやくいつもの日常に戻った。反抗期真っ只中の思春期ボーイとはいえ、2週間も家にいないとさすがに寂しさがつのる。 今日も昼間は部活の山岳部に顔を出したあと、夜は道明寺が買ってくれたというパソコンを相手に夢中で何かを操...
ビターな二人

ビターな二人 4

幸と2週間の夏休みを過ごしたあと、東京のマンションへと帰ってきた。沖縄で買ったお土産や幸のキャリーバッグを部屋に置いたあと、これから電気屋に行って新しいパソコンを見に行く事にしている。 牧野と幸が住むマンションに入るのは久しぶりだ。...
総務課の牧野さん

総務課の牧野さん 32

二人でいる時間はあっという間に過ぎていくもので、夕方近くまでメープルで過ごした俺らも、今は牧野のマンションまでの道を車で走っている。 どこかで食事でもしていこうと誘う俺に、「仕事ずる休みしてるのに、そんなこと出来るわけないじゃない。...
総務課の牧野さん

総務課の牧野さん 31

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