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俺の彼女

俺の彼女 15

大勢の学生の前で俺のことを『道明寺』と呼び、邸に行ってもいいかと親密さを自らアピールした牧野は、俺の目から見ても相当に頑張った。その勇気がめちゃくちゃ可愛くて、今まで待った甲斐があったと嬉しさが込み上げる。 牧野の講義か終わるのを待...
俺の彼女

俺の彼女 14

道明寺いつだってそう。横暴でわがままで自己中なくせに、どうしようもないほど…………優しい。 付き合ってることを内緒にしたいと言ったときも、あいつは納得出来ないと言ったけれど、結局はこうして最後の最後まで約束を守ってくれる。 あ...
俺の彼女

俺の彼女 13

3日ぶりのキャンパス。あれほど学校とバイトは休まず生活してきたのに、色恋沙汰で3日も休むなんて……と、自分でも情けない。 自分自身に自嘲しながら、心を入れ換えてキャンパス内を歩いていると、なぜか周りの視線が痛い。さっきからヒソヒソと...
俺の彼女

俺の彼女 12

牧野と3日ぶりに会いその体に触れると、安心感と同時に抑えてた欲望も溢れ出してくるが、公園という場所では、これ以上深くすることも出来ず、欲望を抑えたまま軽いキスを繰り返す。 ようやく離した唇で、「牧野……」と名前を呼んだとき、牧野の体...
俺の彼女

俺の彼女 11

道明寺から逃げて3日目。優紀が仕事に出掛けたあと、お世話になった部屋の掃除をしたり、使わせてもらった布団を干したり、冷蔵庫の食料の補充をしたり、いよいよ帰る身支度を始めたあたし。 昨夜、明日はもう帰ろう、道明寺と向き合おうと決心した...
俺の彼女

俺の彼女 10

「牧野っ!!」 傷付いた顔で俺の前から立ち去った牧野を呼び止めながらも、現実に何が起こったのかすぐに理解できなかった。 そんな俺を現実に戻したのは、「司?」振り向きながら不思議そうにそう呟く香苗の声だった。 「……おまえ...
俺の彼女

俺の彼女 9

『家には、泊まってくるって言ってこいよ。』 道明寺に言われたその言葉の意味を噛み締めながら、昨日から何度も顔が赤くなるあたし。 パパとママにはほんとのことは言えるはずもなく、優紀に外泊の口裏あわせをお願いし家を出た。 一...
俺の彼女

俺の彼女 8

道明寺の手があたしの手をすっぽりと包む。そして、一度離された手は今度は指を絡めるようにして繋ぎ直された。 あたしの手よりも遥かに大きいその手は、不安だったあたしの心までもすっぽりと包み込み、モヤモヤを吹き飛ばしていく。 道明寺...
俺の彼女

俺の彼女 7

頭の中が負のループから抜け出せないあたしに、追い討ちをかけるように嫌な噂が耳に入ってくる。 『道明寺と香苗さんが付き合っている。』 確かに、何も知らない人から見れば、仲良くカップルで勉強してるようにしか見えない二人。そんな噂が...
俺の彼女

俺の彼女 6

道明寺と香苗さんの3ヶ月におよぶ集中授業が始まった。週に4日の授業は、邸に先生を呼んで3時間びっしりと指導を受けたあと、宿題もどっさり出るらしい。 その結果、今まではあたしのバイト終わりに迎えに来てくれて、束の間の夜のデートを楽しん...
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