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小話

小話 (坊っちゃん 2)

道明寺と付き合うようになってから、遠距離で不安になった事はあるけど、浮気を疑ったことは一度もない。 だから今回も、本気で怒ってる訳じゃない。 ただ、これが逆の立場だったら、たぶんあいつは物凄く怒っただろう。男と話すな、笑いかけ...
小話

小話 (坊っちゃん 1)

まずい…………、 これは、完全にまずい…………。 昼過ぎのオフィス。西田が一冊の週刊誌を片手に苦い顔で俺の前に現れたのが10分前。 何も語らない西田からその週刊誌を受け取り開いてみると、そこには見開き5ページにもおよぶ俺...
限りなくゼロ

限りなくゼロ 4

類の言った通りかもしれねぇ。たぶん、牧野はもう俺に会わねぇって決めたんだろう。この1ヶ月、大学でも邸でもあいつの姿を見かけることはなかった。 この1年、牧野の存在自体が鬱陶しくてたまらなかった。どんなに俺の前から消えろと思っ...
限りなくゼロ

限りなくゼロ 3

あの日から、俺の前に姿を見せなくなったあいつ。 邸にも来なくなって3日目、「坊っちゃん、つくしに何かありましたか。」俺の部屋にコーヒーを持ってきたタマが鋭い目で聞いてくる。 「知らねーよ。」 「…………そうですか。また坊...
限りなくゼロ

限りなくゼロ 2

その日、俺はなぜだかムシャクシャしていた。理由なんて自分でも分からない。でも、大学の校内で見たひとつの光景が頭から離れない。 それは、いつも俺の前では空元気に笑ってばかりのあの女が、校内の人気のない芝の上で俯いて座っていた。その横に...
限りなくゼロ

限りなくゼロ 1

新連載です。記憶喪失からの…………。ハッピーエンドはお約束します。 1年半前、不慮の事故で記憶をなくした俺。皮肉なことに、なくしたものはたった一つ。愛する女の存在だった。 やっと、気持ちも通じ合いババァの許しも得て順調...
バカな男

バカな男 17(最終話)

久しぶりに二人で迎える朝。布団の温かさと、隣にいる牧野のぬくもりが気持ちよすぎて、なかなか目を開けられない。 ウトウトしてる俺のとなりで牧野が動く気配がして、俺もゆっくりと瞼を開けようとしたとき、 「信じらんない」と牧野が呟い...
バカな男

バカな男 16

久しぶりに抱き締めた牧野の体。いつもの『あの』香りがして、安心するとともに嬉しさが込み上げる。 牧野を腕の中に閉じ込めたまま、俺はどーしても気になってしょーがねぇことを口にした。 「なぁ、牧野。昨日のあいつ、誰?」 「え...
バカな男

バカな男 15

西田さんに再び連れてこられた場所は、ホテルメープル。 西田さんに促され、車をおりると「私はここで失礼致します。バーでお待ちですので、煮るなり、焼くなり、牧野様のお好きなようにして下さい。」 言われた意味がすぐにピンとこないが、...
バカな男

バカな男 14

昨日、あんなことがあって、きっとあいつは誤解してる。 でも一日たって冷静になってみると、あれでよかったのかもしれないと思える。酷い女だと思われてもいい。すぐに新しい彼氏を作ったと軽蔑されてもいい。悲しまれるより、憎まれた方がずっとい...
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