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眠れない夜

眠れない夜 26

警察で聴取を受け、その後病院で検査をし、全てが終わったのは次の日の正午近かった。 その間、牧野のそばにはずっと姉ちゃんが付き添っていて、こういう時は男の俺は何も役に立たない。 ただひたすら、ヤキモキした気持ちを抱えながら車の中...
眠れない夜

眠れない夜 25

牧野の肩の怪我が治りかけてきた頃、事件が起きた。 金曜の夜、部屋で寛いでいるとタマが血相を変えて俺の部屋に飛び込んできた。 「坊ちゃん!」 「っ!なんだよ、ノックもしねーで。」 「これ、見てくださいな。」 タ...
眠れない夜

眠れない夜 24

それから数日たったある日。 いつものように大学の図書館で自習している途中、トイレに席を立った。 数分後、席に戻りそこに広げていた教科書を見てあたしは唖然とする。 そこには赤ペンで大きく、 「泥棒猫!!」 と殴...
眠れない夜

眠れない夜 23

その夜、22時をすぎた頃あたしの部屋の扉が小さくノックされた。 タマさんか?そう思ったけれど、いつもならこの時間は寝ているはず。 「はい?」 「俺だ。」 扉の向こうから道明寺の声。 道明寺があたしの部屋まで来...
眠れない夜

眠れない夜 22

夏休みも残すところ1週間。 就活やバイトに追われ、結局夏休み中に花沢類と会ったのもほんの数日、しかもキャンパス内でだけだった為、 「少しは俺に時間を割いてよ。」 と言われ、今日は2人でドライブに行ってきた。 少し遠...
眠れない夜

眠れない夜 21

花沢類に連れられて、美音さんが入院している病院にまで来てしまった。 美音さんと特別親しい訳でもない。 あたしなんかが.........と思ったけれど、 断れずに付いて来てしまった理由はただ1つ。 道明寺に会いたかっ...
眠れない夜

眠れない夜 20

新潟の実家から道明寺邸に戻り3日が過ぎた。 その間、一度も道明寺の姿を見ていない。 あの日、新潟から急遽東京に戻った道明寺に「無事に着いた?」とメールを送ったけれど、未だに返事は無い。 美音さんに何があったのだろうか。 ...
眠れない夜

眠れない夜 19

総二郎の電話で呼び出され、東京の大学病院に着いたのは22時を回っていた。 病室の前に行くと、あきらと総二郎が硬い表情で立っていて、俺を見つけると、 「おう、待ってたぞ。」 と、肩に手を置く。 「美音は?」 「...
眠れない夜

眠れない夜 18

次の日、目を覚ますとあたしの両隣の布団は空だった。 慌てて下におりると、リビングでパパとママ、進、そして道明寺が仲良く朝ごはん中。 「つくし、遅いわよ〜。」 ママにそう言われ時計を見ると、まだ8時前。 「えっ、みん...
眠れない夜

眠れない夜 17

新潟行きの新幹線の中。 あたしの隣には長い足を窮屈そうに組み、座る道明寺がいる。 新幹線に乗るまでは何かの冗談だと思っていたのに、まさか本当に新潟までくるとは思いもしなかった。 だから、もう何度も聞いたセリフをもう一度こ...
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