不埒な彼氏

不埒な彼氏

不埒な彼氏 3

同じキャンパスで過ごしていれば、特別な約束なんてしなくても会おうと思えば会える。 実際、あたしと道明寺もほぼ毎日、顔だけは合わせている。けど、それは『合わせている』というだけで、『会っている』わけではない。 学年も違う、学部も...
不埒な彼氏

不埒な彼氏 2

朝からぶっ通しで3講義受けたあと、来週のテストに向けて大学の図書館で勉強中のあたしの耳に、聞き慣れた女子たちの歓喜の声が聞こえてきた。 顔を上げなくても分かる。その歓喜の声が誰に向けて発せられてるかなんて。 案の定、数分もしな...
不埒な彼氏

不埒な彼氏 1

「司、」 「あ?」 「あそこにいるの、牧野じゃね?」 総二郎の指差す先には大学のカフェテリア。その入り口に、壁に背中を預けながら本を読んでいる牧野の姿。 それを見た瞬間、俺は呟いていた。「やべぇ、忘れてた。」 ...
タイトルとURLをコピーしました