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My teacher

My teacher 21

お姉さんが帰ったあと、道明寺先生は隣に立つあたしをジロっと見つめたまま動かない。 「な、なに?」 「おまえさー、……はぁーー。」 ため息をついたあと、あたしのおでこをピチッと小突くこの人。 「付き合ったばっかの彼氏...
セカンドミッション

セカンドミッション 7

それから2ヶ月ぐらいたったある日、珍しく8時前に仕事が片付き、マンションに戻った俺は、1階でコンシェルジュから郵便物を受け取っていた。 その時、俺の後ろを誰かが通った気配があったが、俺は気にもとめないでいると、コンシェルジュがそいつ...
セカンドミッション

セカンドミッション 6

日本帰国が決まって、何もかもババァの言いなりになってきた俺にも、唯一わがままが許されたことがある。 それは、会社の近くに一人用のマンションを購入することだ。金はもちろん自分で払うが、日本に帰れば邸に住めと言われると思ってた俺は、あっ...
セカンドミッション

セカンドミッション 5

このままずっと、穏やかに時が過ぎていくものと思っていた…………。 いつものように、大学が終わったあと社に移動する車の中、カーテレビから台風が接近し明日から大荒れの天気だとニュースが流れていた。 俺はそれを何気なく眺めながら、ふ...
セカンドミッション

セカンドミッション 4

英徳大のカフェテリア。 「司、とりあえず座れ。」総二郎が隣の席を指差す。「で?何があった?」 俺はこいつらにマンションで起こったことをすべて正直に話した。「ひでーなそれは。一番、そういうことをしねぇと思ってた司が…………。」 ...
セカンドミッション

セカンドミッション 3

部屋を出ていった牧野を慌てて追い掛けるが、あいつが乗ったマンションのエレベーターは無惨にも扉がしまり、俺は急いで隣のエレベーターに乗り込んだ。 1階に下りると、どしゃぶりの雨の中、通りを歩く牧野を見つけ、走って追いかける。 「...
セカンドミッション

セカンドミッション 2

それは雨の日の夕方だった。 その頃、昼は学校、夜は仕事といった生活を繰り返していた俺は、3日間邸に戻らずマンションで寝泊まりしていた。その日の朝、二日ぶりに牧野の声を聞いた。 「道明寺、今日もそっちに泊まるの?」 「ああ...
セカンドミッション

セカンドミッション 1

あの頃の俺は……若かった。自分のことさえ全く理解出来てねぇ、ただのガキだった。 それなのに、物事すべての中心が自分で、なんでも出来ると勘違いし、一番大事なことを見失っていた。 そして、あれから8年。26才の俺は時々思い出す。あ...
My teacher

My teacher 20

「ここですか?」 あたしは、いかにも高級そうなマンションを眺めながらそう呟いた。 「ああ。」 「すっご!」 そう叫びながら、あー、そうだった、この人は道明寺財閥の息子さんだったんだ。と、思い出す。 道明寺先生...
My teacher

My teacher 19

道明寺先生と付き合ってから、デートらしい事をしたのはこれが初めて。 3日前の電話で、「日曜日空けておけよ。」と言われたとおり、朝からあたしのマンションの前に道明寺先生の車が止まった。 公園を散歩して、買い物をして、食事をして、...
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