スポンサーリンク
俺の彼女

俺の彼女 8

道明寺の手があたしの手をすっぽりと包む。そして、一度離された手は今度は指を絡めるようにして繋ぎ直された。 あたしの手よりも遥かに大きいその手は、不安だったあたしの心までもすっぽりと包み込み、モヤモヤを吹き飛ばしていく。 道明寺...
俺の彼女

俺の彼女 7

頭の中が負のループから抜け出せないあたしに、追い討ちをかけるように嫌な噂が耳に入ってくる。 『道明寺と香苗さんが付き合っている。』 確かに、何も知らない人から見れば、仲良くカップルで勉強してるようにしか見えない二人。そんな噂が...
俺の彼女

俺の彼女 6

道明寺と香苗さんの3ヶ月におよぶ集中授業が始まった。週に4日の授業は、邸に先生を呼んで3時間びっしりと指導を受けたあと、宿題もどっさり出るらしい。 その結果、今まではあたしのバイト終わりに迎えに来てくれて、束の間の夜のデートを楽しん...
総務課の牧野さん

総務課の牧野さん 42

道明寺に進の連絡先を教えて10日あまりたったころ、昼休憩に総務課のフロアで同僚たちとおしゃべりしている時に携帯のメール音がした。 開いてみると珍しく進からのメール。内容を見てあたしは……固まった。 『結婚式の日取りが決まったよ...
俺の彼女

俺の彼女 5

次の日、香苗を連れてキャンパスに行くと、いつものカフェテリアにF3が揃っていた。 「久しぶりだな。1年ぶりか?」 「そうかも。あきらにはこの間のパーティーで会ったわよね。」 「ああ。それで?こっちにはいつまでいる?」 ...
俺の彼女

俺の彼女 4

自室に戻りソファに座ると、すぐに携帯を取りだし牧野に電話する。 さっきまで一緒にいたのに、また声が聞きたい。電話する理由があるなら遠慮することもない。 「もしもし?」牧野の声が耳元で甘く響く。 「俺だ。少しいいか?」 ...
俺の彼女

俺の彼女 3

ある日、いつものようにバイト終わりの牧野を家まで送り届けて邸に戻ると、ババァの書斎から賑やかな声が漏れてくる。 出迎えたタマに「誰か来てるのか?」そう聞くと、 「有働さまです。」と返事が返ってくるがその名前にピンとこねぇ。 ...
俺の彼女

俺の彼女 2

牧野が言う『秘密の関係』というものに、F3のヤローたちは大爆笑。 「話しかけるなって言われたのかよ。」 「ああ。他人のふりをしろだってよ。」 「ぶっ……、ただでさえ牧野欠乏症のおまえに、それは酷だよなぁ~。」 そう...
俺の彼女

俺の彼女 1

大学生の二人。もしも、楓さんの反対がなく順調に交際を進めていたら…………、そんな幸せいっぱいのお話をお届けします。 「ちょっと……道明寺……ダメだって……」 「なんでだよ。」 「なんでって………んッ……だれか来た...
小話

小話(司VS甘えるつくし4)

俺はこいつの寝顔を見つめながら考える。今日、おまえに何があった?結局、最後まで何も話さなかった牧野。 今も眠っているはずなのに、俺の体にぴったりくっついて、離れようとしねぇし、眠りにつくまで不安そうな目をしていた。 明日だって...
スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました